2025年5月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。健康・医療部門の第3位は――。
▼第1位 中高年ほど「何を食べないか」で健康寿命に差がつく…不調を訴える高齢者が共通して口にしているもの
▼第2位 「枕元にスマホ」は絶対NG、高級寝具は必要ない…最新研究が明らかにした「寝ても疲れが取れない」本当の理由
▼第3位 断捨離が行き過ぎると「孤独」な未来が待ち受ける…精神科医が「ここ数年急増している」と語る"患者の種類"
▼第4位 何があっても心が折れない人はこれが圧倒的に強い…「面倒な人とは縁を切る」が正しくない心理学的理由
▼第5位 まずは「コップ一杯の水」を飲むだけでいい…大学病院医師「全臓器をボロボロにする悪玉血液から体を守る方法」
※本稿は、川野泰周『半分、減らす。』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
実は危険な「捨てる快感」
物が増え、「片づけられない人たち」が増えていることを背景に、2000〜2010年代にかけて、「断捨離」が一大ブームとなりました。
この本も、一見そうした断捨離術を紹介する本なので、矛盾するようですが、あえて警鐘を鳴らしたいことがあります。それは、
「断捨離には、いきすぎてしまう危険がある」
ということです。
物を買うときって、ちょっと気持ちが高ぶりますよね。欲しい物が手に入れば、誰だってうれしいもの。
でも実は、物を捨てるときも気持ちが高ぶることを、知っておられるでしょうか?
バンバン物を買うのも、バンバン物を捨てるのも、同じくらい気持ちが盛り上がることがあるのです。
これにはちょっと注意が必要です。
「中道の精神」を尊ぶ仏教的観点に立つと、「高揚感」に引きこまれるようにして行動してしまうことは、たしなめられるべきこととされているのです。
なぜなら、一時の気持ちの盛り上がりにまかせて行なったことは、だいたいあとで悔やむことになってしまうからです。

