治療法が見つかっても苦しみや痛みが伴えば選ばない

実家で犬と暮らす両親も「とにかくこの子が苦しまず、辛い思いをせず、最後までのびのび生きてくれたら」という考えで、私も同意している。仮に治療法が見つかったとして、もう少しだけ長生きする代わりに苦しみや痛みが伴うのであればその手段は選ばないだろう。私の大切な宝物はもう、そういう段階なのだ。分かっている。

今日、母がスーパーで初物の梨を買ってきた。一玉500円の梨を、高齢の犬のために。この梨は犬のものであり、人間の口に入ることはない。運良く食べることが出来たとしても、細かく刻んだ梨の端っこの部分である。あとの全ては犬のものだ。

犬や動物と暮らしたことのない人には信じられないことかもしれないが、こういう現象が日常の中でまぁまぁ起きる。