デンマークの会社が「週休3日」にした理由

そんな状態に甘んじている必要はない。多くの企業はいまだにせっせと働き、長時間仕事をして、生み出す価値は職場で過ごした時間に比例すると考えているが、コペンハーゲンのある小企業は発想を変えることにした。

IIHノルディック社は、データおよびデジタル・ビジネスを専門とする会社である。木曜の午後になると、50人の社員はみな「よい週末を」とあいさつを交わす。同社は週休3日制なのだ。

当然、CEOと話したかった。社員の時間が無意味で無用な仕事に費やされていることに気づいたのがIIH社なのだ。IIHの本社の建物は、大きく天井の高い元ニットウェア工場である。機械類はずっと前に撤去されたが、工場の素朴な美しさは保たれている。