いまだにコメ不足を認めない自民党

驚いたのは、農水省の「消えたコメ」「流通の目詰まり」論のウソが、同省の調査で否定されたにもかかわらず(やっぱり「消えたコメ」はありませんでした…「コメはある」と言い続けた農水省の姑息すぎる"手のひら返し"参照)、まだ自民党は、コメは不足していないと言い張っていることである。

昨年夏スーパーの棚からコメが消え、その後その値段は2倍に高騰した。23年産米は猛暑等の影響で40万トン不足した。これを昨年の8月から9月にかけて、本来昨年の10月から今年の9月にかけて消費される24年産米を先食いしたので、昨年10月時点で既に40万トン不足していた。JA農協や大手卸売業者の民間在庫は昨年の5月頃から今年の2月現在まで前年同月比で40万トン減少している。

千葉県千葉市美浜区、イオン海浜幕張店の米の棚。2023年の猛暑による在庫不足で判断1家族1点限りになっていたが、棚には米がなかった
千葉県千葉市美浜区、イオン海浜幕張店の米の棚。2023年の猛暑による在庫不足で判断1家族1点限りになっていたが、棚には米がなかった(写真=RuinDig/Yuki Uchida/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons

農水省は3月に21万トンの備蓄米を放出した際、備蓄米だけではなく「投機目的で不当に蓄えられ目詰まりしたコメが市場に出てくるので、コメの値段は下がるはずだ」と主張した。しかし、そのようなことは全く起こらず、追加の備蓄米放出を余儀なくされている。これらの事実を小野寺自民党政調会長はどのように説明するのか?