食物繊維の含有量はごぼうよりも多い

「食生活の欧米化に伴い、現代人は食物繊維が不足しがちです。食物繊維の摂取量とさまざまな病気リスクを解析した研究では、1日あたりの食物繊維摂取量が25~29グラムの時には死亡リスクが低下し、心血管疾患、2型糖尿病、大腸がん、乳がんといった病気を発症するリスクが下がると発表しています。ですので、1日あたり25グラム程度の食物繊維摂取を目指したいのです。そういう中で納豆1パックで5グラム近く補えるのは大きいですね」(望月氏)

次に食物繊維摂取は食事の満足感や、肥満予防につながる。

食物繊維には水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」がある。体内での働きにも違いがあり、不溶性は水分を吸収してかさを増やし、満腹感を得やすくする。一方、水溶性はゲル状であるため、余分な糖質を包み込んで体外に排出して血糖値の上昇を緩やかにするなど生活習慣病を予防する。納豆はこの両方を含むのだ。