2025年4月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。ウーマン部門の第4位は――。
▼第1位 そんな大それた意味ではなかった…秋篠宮家で結婚当初からあがっていた「早く男の子を」の声
▼第2位 "つまらんオブつまらん"の「おむすび」下回る初回視聴率…それでも「あんぱん」が大化けすると言える納得の理由
▼第3位 「どうしちゃったの、私」「何なのココは」の連続…人気クルーズ旅5泊6日でわかったとんでもない幸福感と総費用
▼第4位 第三者委員会報告書の"驚愕事実"…フジ内部を見た不正調査のプロ弁護士陣が「最もありえないと思ったこと」
▼第5位 皇族の役割に男女の違いはない…秋篠宮家の教育方針が皇位継承権持つ悠仁さま誕生でも変わらなかったワケ
延々とお題目を述べる清水賢治社長に記者陣もあきらめた
3月31日夜10時半、お台場のフジテレビ本社で記者会見の終了が宣言されたとき、日付を超えて深夜まで行われた1月27日の会見のように、記者席から「なぜ全ての質問を受けないのか」という抗議の声は出てこなかった。
出席者の総計はマスメディアなど98媒体265人。既に夜9時でテレビの生中継は打ち切られていた。10時半時点で何人が残っていたかはわからないが、新聞やテレビの報道記者も、フリーランスのジャーナリストやYouTuber、カメラマンたちもみんな文句を言わず、怒号を飛ばすこともなく、さっさと仕事道具をしまって会場を後にした。
それは会見にたったひとりで登壇し、フジテレビの今後の「再生・改革に向けて」というアジェンダに沿ってお題目を述べるばかりの清水賢治社長では、真実はとうてい明らかにならないという半ばあきらめの気持ちがあったからではないか。
「性加害者=中居正広氏、被害者=女性アナウンサー」と認定
この日はまず、1月の会見で「中居正広さんが加害をしたと断定できる段階ではない」「被害者女性は女性社員とも女性アナウンサーとも言えない」とプライバシーを盾にガイドラインを引かれた、なんともモヤモヤする状態から、ようやくフジテレビが、性加害者=中居正広氏、被害者=フジテレビの社員である女性アナウンサー(既に退職)と認めたことが大きい。
1月28日から新社長となった清水氏はフジテレビではアニメやドラマを作ってきた人。今回の事案の舞台となったバラエティ番組の制作現場とは距離があっただろう(それゆえに新社長に抜擢されたと思われる)。
そもそも、今回の性暴力事件は、中居正広氏に被害者女性を紹介し、事件が起こった後も被害者女性より中居氏のために動いた元編成部長(報告書では「B氏」)が引き起こしたことで、清水社長からすれば、B氏はとんでもないことをしでかしてくれたという本音が、言葉の端々から垣間見えた。どこか他人事感が拭えなかった。
しかし、問題になっているのは、たまたま、おかしなバラエティ番組制作者とおかしなタレントが暴走したという特殊なケースなのだろうか。そこを明らかにする意味で、3月31日に重要だったのは、社長会見の前に開かれた「第三者委員会」の報告会見のほうだった。


