私立中高一貫校 近年のトレンド②

高大連携とは何か?

先ほど、大学付属校化する学校が増えていることについて具体的事例を挙げて説明しました。

日本の大学はすでに一八歳人口減少の影響をもろに受けていて、全国の私立大学・私立短期大学のうち約半数は「定員割れ」(入学者数が募集定員に満たない)を引き起こしているようです。ですから、大学サイドはこの先の生き残りを懸けて私立中高に目を付け、法人合併するなどして傘下に置く、つまり、大学付属校化に踏み切るのでしょう。

【関連記事】
【第1回】 週刊誌の一流大合格速報は眉唾…入学しやすく合格実績高い「お得校」選びで最も着目すべき「学校公表の数字」
これほど「コスパのいい就職」はない…MARCHから年収1600~2000万円超の「五大商社」を狙える"3大学の名前"
東大合格者数50人、海外一流大34人…国際派・渋渋の「ランチは"出前"も容認」「隣に美術館誘致」という異次元
小学生が遊びを制限して勉強をするのは当たり前ではない…中学受験で子供を勉強嫌いにしてしまう親のNG言動
「三菱商事、伊藤忠、ゴールドマン・サックス」がずらり…偏差値55なのに就職実績"最強"の「地方マイナー大学」の秘密【2024下半期BEST5】