親の価値観がにじみ出てしまっている

決して否定するつもりはなくても、「そっちよりもこっちのほうがいい」という親の価値観がにじみ出ることで、子どもは「本当はこっちを選んでほしいんだな」と受け取ってしまうこともあります。例えば「○○のような企業だと安定しているから安心よね」という言い方も、その一例です。

「自由に決めていい」と言いながらも、実際には親の意向を伝えてしまっている……そんな場面は意外に多くのご家庭で見られるのではないでしょうか。

心理学では実際に伝えたメッセージと、その裏に隠されたメッセージとの間に矛盾が含まれている状態を「ダブルバインド」といいます。子どもはダブルバインドに気づき、親の本音を考え過ぎて自分の気持ちを言えなくなってしまいます。