理解を示したいとき
王道のあいづちですが、連発しすぎるとクドくなります。子どもの頃に教わった「はいは1回」がお約束。
あいづちの王道、「はい」。相手の目を見て、うなずきながら「はい」と言えば、「あなたの話を聞いてますよ」という気持ちを何よりも誠実に伝えることができます。
でも、「はい、はい、はい」とあまりに繰り返しすぎるとクドくなってしまいます。中でも、「、(てん)」のない「はいはい」は最悪。テキトーそうなあいづちは、話し手側の熱を一気に冷ましてしまいます。子どもの頃に教わったとおり、「はいは1回」が原則。「はい」は重要なタイミングで、「そうなんですね」などの共感を示す言葉とともに大切に使いましょう。
間が持てないときは、失礼のない程度に「へー」や「ふーん」などを織り交ぜるといいですね。自分のキャラに合ったいい感じのあいづちを身につけると、人との会話がラクになります。
はい、そうなんですね
理解を示したいとき
本人にその気がなくても、相手の話を「ジャッジ」=評価している感じが出てしまう要注意ワードです。
友人との会話だけでなく、上司や取引先との会話で、何気なく使いがちな「なるほど」というあいづち。本人は無意識のうちに使っているのでしょうが、どことなく相手をジャッジしている感が出る言葉です。
人の話を聞くときは、「理解(納得)できる/できない」で評価するのではなく、話の内容をありのままに受けとめる姿勢が大切。理解を示すのはその後でOKです。また、営業職など、トークするのが仕事の人に多いのですが、「なるほど」が口ぐせのようになっている人も。「なるほど」一本やりのあいづちは、どことなく他人事のようで、「私の話、ちゃんと聞いているのかな?」と相手をモヤモヤさせてしまうかも。
どんな場合でも、まずは「へー! そうなんですね」と相手の話を肯定することを心がけましょう。
へー! そうなんですね