人間の社会は理性だけでは動かない

教科書的な答えが存在しない時代である。本に書かれていることも、先人の経験談も、そのままでは通用しないということだ。役員は、これまで以上に、緊張感の漲るなかで企業の舵取りをしていかなくてはならない。

そのなかでは、いかなる本も批判的に読むことが大事である。情報や考えそのものを鵜呑みにするのではなく、著者が提示する問題意識や、ものを考えるときの方法論を学ぶのだ。その観点から20冊を選んでみた。