関西のお墓は小ぶり

他方で関西の墓は、小型である。間口90センチ四方の狭い区画(0.81平方メートル)に7寸(21センチメートル)か、8寸(24センチメートル)の墓石を建てる。小型なので使用する石材量も少なくなり、霊標も設置できないスペースなので、当然コストは関東型よりも安くなる。

関西における最高級銘石は、何と言っても庵治石だ。庵治石は香川県高松市で産出される花崗岩である。磨き上げると、雲のようにもやもやとした表情をみせるのが特徴だ。庵治石は大坂城や高松城の他、首相官邸などにも使用されている。

このまだら模様が細かくなればなるほど等級が上がり、庵治石の中では最高級に位置する「細目」の石を使って、8寸サイズの墓を設置しようものなら400万〜500万円はくだらないだろう。