「心の窓拭き」で少しずつ自分の“なりたい自分像”明確に

――両校とも素晴らしい大学進学実績を誇っていますが、受験には直接関わりのなさそうな学校行事や芸術教育を重視しているのですね。

【工藤】受験にこそ学校行事や芸術教育が生きると思っています。100人の東大合格者を出した学年では、コロナ禍でも宿泊行事をすべてやった。時期は多少遅れましたけどね。学園祭もリアルでやりました。それができたことで、学校に対する信頼感も育っただろうし、自分たちはできたという自己肯定感も持てた。じゃあ、今度は入試もがんばろうと、粘り強く力を発揮できたのだと思います。

工藤誠一先生
撮影=市来朋久

【高際】そうだったんですね。