そんなに多くはもらえない日本の社会保障レベル

図表2では社会保障のレベルを国際比較するために、社会保障給付費の対GDP比についてOECD各国のデータを掲げた。年次はすべての国のデータが揃って得られる2019年である。2020年以降は新型コロナ対策費が入って来るので多くの国で医療部門がかさ上げとなるが、それ以前の姿を示している。

【図表】日本の社会保障の充実度は先進国の中で中程度

日本は総計の対GDP比が23.1%となっており、対象38カ国中、17位と社会保障レベルは中くらいの国に属する(注)

(注)ちなみに、OECDによる社会保障対GDP比の数字は日本の場合2020年まで公表されているが、新型コロナの影響もあって2020年に25.3%へと大きく増加している。他国同様の状況にあるため順位は1位の上昇にとどまっている。