痛風が怖い! 尿酸値が高くなるのは遺伝要素が大きいが…
【2】高尿酸血症・痛風
ビールを飲む人は尿酸を気にされる方も多いと思います。確かに高尿酸血症の方は食事に注意が必要です。しかし、高尿酸血症は遺伝の要因が大きいです。尿酸は遺伝子を構成する核酸の主成分となっているプリン体が代謝されて作られます。レバー類(210〜320mg/100g)、白子(300mg/100g)、一部の魚介類、エビ、イワシ、カツオ(210〜270mg/100g)や、干し椎茸などに高濃度で含まれています。
1日の摂取を400mg程度に制限することが推奨されています。アルコール飲料では醸造酒に多く含まれ、ビール350mLで10mg程度ですが、アルコール自体が尿酸の排泄を抑えるため、毎日飲む人は痛風の危険度が2倍、とくにビールを飲む人の危険度が高いといわれています。
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