判明した病名「爪甲下悪性黒色腫」とは?

2024年1月、(公的保険でなく)民間医療保険で医療機関を受診すると、デイビッドとケリーの懸念は真剣に受け止められ、生検が行われた。そして8週間後、爪甲下悪性黒色腫(sub-ungual melanoma)と判明した。これは、末端黒子型黒色腫(Acral lentiginous melanoma:ALM)の一種だ。

「知識がある私にとって、この診断は朗報だった。表皮内黒色腫(melanoma in situ)だったためだ」とケリーは話す。「しかし、デイビッドは病名を聞いて不安になった」

キャンサー・リサーチUKによれば、表皮内黒色腫とは、がん細胞が、発生した表皮内にとどまっている状態を指す。つまり、がん細胞は皮膚の奥深くに入り込んでいないということだ。