昔は本をほとんど読んでいなかった

サッポロHD社長 
上條 努氏

高校までは野球少年だったんです。読書なんてほとんどしなくて、大学に入ってから、「少しは読んどきゃよかった」と後悔したくらい。大学入試は世界史選択でしたが、実際に世界史に関する本を読むこともなく、いま頃になってようやく塩野七生さんを読んでいます。だいぶ遅れていますね(笑)。

大学生になり上京してからは寮に入りました。出身地も通っている大学もさまざまな学生が集まる寮内には、壁一面ベターッと難しそうな本を並べているようなのもいて、「いったいこいつはどういう興味と関心で、こんなに本を読んでいるんだろう」とびっくりしたことを覚えています。ちょうど司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』が話題になっていた頃です。

いまは年間に80~100冊ほど読んでいます。私は単身赴任生活が19年と長かったんですよ。そのせいもあり、週末には散歩をしながら書店を巡り、気に入った本を買う習慣がつきました。就寝前の30分間、電車や飛行機などの移動時間を利用して、実用書から小説まで、特にテーマは決めずに興味のある本から読んでいます。