踏み込みすぎた総務大臣の会見

さらに、独走した文春報道を受けて、各媒体も「性接待の事実ありき」でメディアスクラムが組まれて、大騒動に発展した結果、総務大臣の村上誠一郎さんが28日の閣議後会見で、フジテレビのやり直し会見を前提に「今後も説明責任を果たして、視聴者やスポンサーの信頼回復を果たしてほしい」と見解を述べてしまいました。

いやいやいやいや、まだ疑惑の段階で踏み込んで所轄大臣が見解述べてどうするつもりなのという気もしますし、せめて放送村は大臣羽交い絞めにしてでも「事実関係の確認を進めつつ事態を注視している」ぐらいにとどめさせないと大変なチョンボになると思うんですよ……。

そして、事実関係も文春報道以上のものが出てこない中、10時間以上に及ぶ経営陣記者会見であります。クビになることが分かっていたうえで、社長の港浩一さんや会長・嘉納修治さんらが最後のご奉公とばかりに冷静かつ淡々と対応していたのが印象的でした。何より、前回の密室記者会見が盛大な批判を受けた結果、会見に来たいやつノーチェックで全員集合ってかんじでやっちゃったものだから、変な女性記者から活動家みたいな左翼ネット媒体の皆さんまで、クビを獲って名を挙げろとばかりにマイク片手に自説開陳が繰り返され、ほとんど動物園状態になってしまいました。