「エラーが少ない=守備がうまい」は本当か

ポジション別に評価基準が微妙に異なるが、やはり出場試合数は大きな要素だ。

捕手の山本はセ・リーグで一番多くマスクを被った。これは大きい。RFも1位だ。盗塁阻止率は0.352で4位だが、3割を超えているので合格点だ。独立リーグ出身、ドラフト9位から這い上がった。

投手は菅野。数字的には全く良くないのだが、菅野は5回目の受賞だ。過去、投手のゴールデン・グラブは西本聖と桑田真澄が8回、堀内恒夫が7回、前田健太と菅野が5回と、特定の投手に集中する傾向がある。数字的な根拠ではなく「あの投手は守備がうまい」というイメージによるのだろう。今回の菅野は、復活したことの「ご祝儀」みたいな印象だ。