常に結果を残す人が持つ「再現性」のロジック

【澤円】片石さんのモットーは、「好きなことを、好きな人と、好きなだけやる」だそうですね。この行動指針も創造力の源泉であり、イノベーティブ思考にもつながっているのではないかと感じます。創造力を解放していくために、片石さんはどのようなことを意識していますか?

【片石貴展】そこでも、インプットの重要性は変わりません。加えて、もうひとつ挙げるなら、自分や自社がブレークスルーしたときの「再現性」の確率を高めることですかね。個人であれば、「どんなときにいいアイデアが生まれ、いい意志決定ができたのか」を把握し、繰り返せるようにしておくということです。

それは本を読んでいるときなのか、ぼんやり音楽を聴いているときなのか。あるいは、誰かに会って話をしているときなのか。もし人と会っているときであれば、自分と考えや価値観が似ている人なのか、むしろ自分とは真逆の考えを持つ人のほうが思考は研ぎ澄まされるのか――。