英語は1週間もあれば必ず話せるようになる
私は会社勤めの傍ら、独学で英語を勉強し、実用英語技能検定1級を取得、TOEICでは満点の990点を取りました。そうしたキャリアを生かして、現在ではTOEIC受験に向けた英語の講師などもしています。
社会人や大学生などに幅広く教えていますが、「短期間で英語を身につける秘策はないか?」とよく聞かれます。結論から言うと、その気になれば、英語を「1週間」でマスターする方法はあります。ただし、「必要最低限の英語を覚える」という条件付きで、です。
英会話が全くできないが、海外旅行に行くので、「片言でもいいから、英語を話せるようになりたい」と考えたシニアを例にしましょう。そうしたケースなら、商店で品物の値段を聞いたり、道を尋ねたり、レストランで注文したりといった、旅行に必要な英会話の例文をピックアップして、丸暗記すればいいのです。
旅先で使う英会話は、たいていが「定型句」。実際に、実用英会話の例文集を載せている、海外旅行者向けのガイドブックもあります。例えば、「I'm going to the British Museum. Is this the right way?(大英博物館に行きたいんですが、この道でいいですか?)」という道を尋ねる例文であれば、「大英博物館」を「ルーブル美術館」や「メトロポリタン美術館」などに置き換えれば、応用がきくわけです。
例文が100通りあったとすれば、すべての例文を毎日繰り返し暗唱してみましょう。1週間もあれば、例文のほとんどが頭に入るのではないでしょうか。「1週間後に海外旅行に出発する」というシニアでも、現地で使う英会話なら習得できるわけです。
海外旅行のようなポピュラーなケースでなくても、心配いりません。例えば、大学のアメリカンフットボール部の選手が米国遠征に行くことになり、「アメフトに関する英会話の例文集がない」と、困っているとしましょう。
それなら、自前で例文集を作ってしまいましょう。まず普段の部活動でよく使う会話を約100通り集め、英訳します。AIを活用した翻訳ソフトなら、すぐ英文に訳してくれます。翻訳アプリではDeepLがおすすめです。そうして作った例文集や想定問答集を、海外旅行の例と同じように1週間かけて覚えれば、一件落着です。
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