相次ぐ住宅ローン金利引き下げも…

ネットセールの不振に代表される消費低迷の主因は、不動産不況による家計のバランスシート調整である。さらに、高失業率に喘ぐ若年層を中心に節約志向が高まっていることもある。

この辺りの解説は前回の記事(なぜ中国人の「爆買い」は消滅したのか…経済をボロボロにした習近平指導部が手を出した“劇薬”の正体)に譲るが、この2つの問題が改善に向かえば、中国の消費は安定した拡大局面を迎えることが可能となろう。しかし、そのハードルは高い。

2024年9月下旬以降、中国政府は住宅市場テコ入れ策を矢継ぎ早に発表・実施している。このうち、住宅需要を刺激しうるのは、住宅ローン金利のさらなる引き下げと、2軒目の住宅ローンの頭金割合の一段の引き下げだ。