吉本の小屋から始めるか、忘れ去られるか
「早期の芸能活動再開を望んで裁判を終わらせた松本。3月下旬の第1回口頭弁論を前に発表した『一日も早く、お笑いがしたいです』のコメント通り、年明けの復帰案が浮上している。
テレビ局関係者によると、番組ではなく劇場への出演。最有力とされるのは、所属する吉本興業が運営する大阪市のなんばグランド花月(NGK)で、ダウンタウンとして浜田と観客を前に漫才をするプランだ。同関係者は『吉本と浜田さんらで話し合いをしている』と明かした。(中略)
テレビ局関係者は『舞台に立ってお客さんの前で芸を披露するのが芸人の“原点”。そこからの再出発が松本さんにとっても一番良い』と指摘。さらに『松本さんはテレビ復帰に強い思いがあるようだが、スポンサーの反応などハードルがある。劇場なら、お金を払って来ているファンだから問題もない』と語る」
2年でも3年でも吉本の小屋の舞台に立ち、反省した新しい自分を見てもらって、多くの客たちから支持を集め、そこから這い上がっていくしかない。
それをやるだけの根性が松本人志にあるのか。それともこのまま忘れ去られるのか。松本にとっては、これからが本当の“お笑い芸人人生”が始まるのである。