小児科医がいなくなればこの国の未来はない

豊島さんが、医師という職業に関心を持ったのは、中学のときに同級生が脳腫瘍で亡くなったことがきっかけだという。

「当然ですが、当時の僕には何もできませんでした。誰かが困ったときに何かをできる人になりたい、医学部に進みたい、そう思ったんです」

しかし、家族や身近に医療者はおらず、なかなか言い出せなかったという。高校でも文系に進んだ。