マーケティングや経営学などビジネスに直結する本は溢れている。だが周りをあっと言わせるアイデアを、誰もが知る事実やセオリーから考えても結局似たり寄ったりになってしまう。人と違う発想をするには、一見ビジネスと結びつかない分野の視点を取り入れることが有効だ。サイエンスはその要求に応えてくれる。

サイエンスの基本は、物事を筋道立てて考えることだ。これをビジネスシーンに置き換えれば、論理的に考え、わかりやすく話をすることに当たるだろう。プレゼンや議論が苦手な人は、論理学やゲーム理論に関する本で論理の種類やパターンを学ぶといい。