被災時に大活躍する日本手ぬぐい

まず紹介してくれたのは「防災4種の神器」だ。辻さんはカラビナに付けていつもどこでも携行している。マルチツール以外の3点は100円ショップでも売っている。

・防災笛(中に氏名・連絡先・血液型を書いたメモ入り)
・小型ソーラーライト
・小型コンパス(建物が倒壊して目印がなくなっても、方位が分かれば避難可能)
・マルチツール(ハサミ、マイナスドライバー、ナイフ、ピンセット、爪やすりの機能装備)

辻さんの「防災4種の神器」
撮影=プレジデントオンライン編集部
画像2:辻さんの「防災4種の神器」

防災グッズの中で辻さんのイチオシは日本手ぬぐい。自衛隊も使用しているという日本手ぬぐいは、手を拭くだけでなく、包帯やマスクの代わりにも使えて、乾きやすいという利点もある。

辻さんが使っている日本手ぬぐい
撮影=プレジデントオンライン編集部
画像3:辻さんが使っている日本手ぬぐい。「SOS」と書かれており、救助を待つ場合に捜索隊に見つけてもらいやすい

まずは自分に必要な物から準備してみる

辻さんが日常的に持ち歩いている防災グッズを図表1・2にまとめた。星マークを付けたのが、防災ポーチに入れている「厳選グッズ」だ。

【図表1】外出用防災バッグ・ポーチの中身①