最も賢明な投資方法は実質PBRを重視すること

そんな私が株式投資を始めたのは、中学2年生だったバブル経済期の1988年からです。元手は、もともと貯金をしていた40万円でした。

ビギナーズラックや株価が安い銘柄に投資する「低位株ブーム」に乗り、高校2年で株式資産が1500万円に到達。しかし、その90年にイラクのクウェート侵攻を受けて株価が暴落し、一時は200万円に減少。そうしたなか、株式に関する知識が乏しいことを痛感し、高校卒業後は会計の専門学校に進学。企業の本質を示す財務内容を精査できるようにするためです。