ニセ情報がよく使う「4つの過激表現」

次に、インプットを始めてから意識すべき点についてです。

実際に情報をインプットし始めると、さらに多くの手がかりを参考に、信憑性を判断することができます。

次のような言葉や、似たような「過激表現」が出てきたら、注意が必要です。

・「絶対に、○○○」
・「知らないと危険!」
・「みんなが思っている」
・「ジョブズによると、○○○」

「断言する情報」には注意が必要

まず、「絶対に、○○○」は「断言」してしまう表現です。しかし、世の中は期待するほどシンプルではなく、何事につけても「絶対」と断言することはなかなか容易ではありません。

しっかりとした文献や参考資料を提示した上で、結論を強調する目的ならばまだしも、根拠のない断言がいくつも見え隠れする情報源には注意が必要です。

指をさして怒鳴るビジネスマン
写真=iStock.com/kuppa_rock
「断言する情報」には注意が必要(※写真はイメージです)

次に、「知らないと危険!」の類いです。こちらは、「脅し」や「あおり」の表現です。「○○しないと、△△になってしまう!」なども同様です。

何かを目的に、読者を脅したり、不安や恐怖を煽って情報を信じさせたりしようとしているのかもしれないので、気をつける必要があります。