進次郎氏のアキレス腱は「女性問題」

では、国民的人気が高い小泉進次郎氏は、総理の器に相応しい人物なのだろうか。

父親の純一郎元総理は規制緩和して非正規社員を激増させるなど、評価は散々だが、ワンフレーズポリティクスといって威勢のいいキャッチーなひと言を巧みに使って大衆人気はあった。

しかし、その息子で、何の実績もないが若いというだけで、彼が総理に相応しいと、どうしていえるのだろうか。

菅義偉元総理が後ろ盾というのも強みだと思われているようだが、菅氏はボロボロになってたった一期で総理の座を降ろされたことを忘れてはいけない。

文春は、進次郎氏の最大のアキレス腱は「女性問題」だと突っ込む。

「小誌はこれまで進次郎氏の様々な問題を報じてきたが、その最たるものが女性問題だ。元復興庁職員とのホテル密会や女子アナとの二股疑惑など、華麗なる女性遍歴から、“永田町のドン・ファン”とも称されるが、なかでも問題視されているのが人妻実業家A子さんとの不倫関係である」

ホテル代を政治資金から支出したという疑惑

「若手起業家の会合で知り合った進次郎氏とA子さんは、二〇一五年頃から交際関係が始まった。(中略)

小誌は出張先で落ち合う二人の赤裸々なメールのやりとり等を入手し、その関係を詳報した(二〇年一月二・九日号など)」(文春)

この問題はこれだけでは終わらなかったようだ。

A子さんの夫は早い段階で妻の浮気を周囲に相談していた。進次郎にのめり込んだA子さんは夫に離婚を切り出し、子どもを連れて出て行って、その後離婚したというのだ。

さらに文春は、A子さんとの逢瀬で利用した軽井沢プリンスホテルの宿泊代金約10万円を、政治資金から支出していたことも掴んでいたのだ。

さらに妻・滝川クリステルさんと進次郎氏との共通の友人は、不気味なことを話している。

「これまで数々の浮名を流してきた進次郎さんですが、まだ表沙汰になっていない女性問題があると根強く囁かれている。それをどこかのメディアに報じられて姐さん女房のクリステルさんに露見することを何よりも恐れているのです」

最初の就任会見で、女性問題について釈明する史上初の総裁になるのか? 見ものではあるが。