夏休みの過ごし方が受験生とは思えない?
秋篠宮悠仁さん(17)の「東大合格」はほぼ間違いない。
そう報じたのは週刊新潮(8月15・22日号)である。
一方の週刊文春(同)は、悠仁さんが行っている筑波大学附属高校は毎年東大に20人超は入る有名進学校だが、残念ながら悠仁さんの成績はその中でも「異例」で、授業についていくのも難しい……と、東大への推薦入学を“疑問視”している。
同じ日に発売された2誌が、悠仁さんの東大進学問題についてまったく違う見方をしているのはなぜか?
まず新潮から見てみよう。同誌が根拠の一つとして挙げているのが、悠仁さんの受験生とは思えない“余裕”のある夏休みの過ごし方である。
悠仁さんは7月31日から1泊2日の日程で、岐阜県で行われた「第48回全国高等学校総合文化祭」に、公務として秋篠宮と紀子さんと共に臨席した。
さらに、今秋11月に開催される予定の「秋の園遊会」にも参加することは当然あり得ると、7月18日の定例会見で西村泰彦宮内庁長官が繰り返し明言したというのである。
東大の推薦入試は「実に“お誂え向き”」
悠仁さんは東大農学部への推薦入学を目指しているといわれている。東大が発表した25年度の募集要項によれば、出願の締め切りは11月6日。提出書類による第一次選考の結果の発表は12月2日。通過者は同月中旬に面接試験に臨むという。
だが難関は年明けの1月18日から2日間にわたって実施される大学入学共通テストで、推薦出願者にも1000点満点の試験が課せられ、800点が合格ラインだといわれているようだ。最終発表は来年の2月12日の予定。
共通テストが悠仁さんにとって最大の難関のようだが、大学受験塾「Y-SAPIX」の教務部によれば、過去に東大の学校推薦に合格したケースでは、共通テストの成績よりも提出した書類や面接のほうが重要視されている傾向だというのである。
「悠仁さまにとっては実に“お誂え向き”の入試である」(新潮)
その理由は、悠仁さんは昨年11月に赤坂御用地に棲息するトンボの生態をまとめた論文を、「国立科学博物館の研究主幹らとの共同執筆で発表なさっています。また今月25日から京都で開かれる『第27回国際昆虫学会議』でも、『皇居の動物相モニタリング調査』という研究をポスター形式で発表なさるご予定なのです」(宮内庁担当記者)。
一流の学者との論文執筆、国際学会への参加など、一般的な高校生には縁遠いことをいとも簡単に成し遂げている。