映画よりもすごい「魔法」

中身を一度見ればその人気の秘訣も頷ける。まずはテンポが段違いに良い。

駅に列車内にホグワーツに……と、くるくる変わる舞台設営は5秒と経たない暗転時間に行われる。スーツケースや移動式階段など「見立て」を使うことで違和感なく転換する。余計な説明口調もなければ、ざっくり筋を把握しながら、飽きのこないテンポ感で進む。

キャストもハリーからロンからハーマイオニー、ダンブルドア校長などそれぞれのキャラが「アイコン化した服装」をしていることで、目新しいキャストだとしても余計な説明手間もなく理解でき、私のような10年ぶりにハリポタを見るユーザーでも問題がなかった。