人々の心を鷲づかみにする「一流の話法」
なるほど、彼の大学院進学をめぐっては、『週刊新潮』が、その経緯に関するさまざまな疑惑を報じている。いっぽうで、その恩師・ジェラルド・カーティス氏も取材に応じ、「彼は成績も良かったし、一生懸命、勉強した」と証言している。彼がコロンビア大学で何を得たのか。さらに、その修了後に籍を置いた、戦略国際問題研究所(CSIS)を通じた人脈から、その後の政治活動への影響を考えられよう(※3)。
ここで重要なのは、彼がどんな政治家か、という点ではないか。
例えば、おそらく日本の歴史上、もっとも「高学歴」な首相は、東京大学工学部を卒業し、スタンフォード大学大学院でPh.D.(博士号)を得た、鳩山由紀夫元首相だろう。まだ首相はおろか、自民党総裁にすらなっていない進次郎氏と、鳩山氏を比べるのは時期尚早とはいえ、どちらが政治家として適しているだろうか。
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