「軍事アレルギー」の弊害

――「国民保護」と言われると、国民としては保護されるのを待っていればいいという印象なのですが。

本来は「民間防衛」と言った方がよかったんだろうと思います。英語でも「シビル・ディフェンス」と言い、外国の侵略に遭ったときに国民をどう守るのか、その時、政府や軍はもちろん、国民は何をすべきかという観点を学びます。

諸外国では軍が行う防衛と国民の防衛をセットで考えていますし、ヨーロッパの国々ではシビル・ディフェンスにも一定の予算を割き、シェルターの拡充などを行っています。