「~したい」という気持ちが脳を喜ばせる
作業のビフォー・アフターを撮影するなどして「見える化」することも有益です。「よくこんなに頑張れたなぁ」という達成感を、何度も味わう(ドーパミンを出す)ことができます。
ひとつ付け加えておくと、掃除の優先順位は人によって大きく異なります。
「小さな目標」を立てていくとき、その順序には大きな個人差があります。「子ども部屋のあふれるおもちゃ問題を解決したい」という人もいれば、「蔵書を整理したい」という人もいます。
ドーパミンの分泌をよりよくするには、自分の「~したい」という気持ちを軸に計画を立てることが重要です。「妻(夫)にさんざんせかされて、やむをえず掃除の計画を立てた」という形ではなく、「家族の喜ぶ顔が見たくて、自発的に取り組んだ」というほうが、脳科学的に言うと理想的なのです。