「この会社の強みと弱みはどこか」分析ツールを取り入れる

SWOT分析をさせる

SWOT分析は、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字を取ったもので、企業や組織の内部環境と外部環境を分析するためのツールとして広く用いられています。

ChatGPTにSWOTとは何かと聞くと以下のような回答がありました。

〈SWOT分析の目的〉
1.企業や組織の現状を把握する
2.戦略の方向性を決める
3.目標を達成するための具体的な計画を立てる
4.リスクを評価する
〈SWOT分析の4要素〉
1.強み(Strengths)
2.弱み(Weaknesses)
3.機会(Opportunities)
4.脅威(Threats)

そして

〈プロンプト〉
デジタルハリウッド大学の教育サービスをSWOT分析して表にしてください

とリクエストしたところ、以下のような回答が得られました。

プロンプト3
図版3 『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』(かんき出版)より
ポーターの5つの競争力で分析させる

次に試すのは「ポーターの5つの競争力(Porter's Five Forces)」です。特定の業界の競争環境を分析するモデルです。ChatGPTに説明させると、以下の5つの力に基づいています。

〈ポーターの5つの競争力の分析要素〉
1.新規参入者の脅威(Threat of New Entrants)
2.代替品の脅威(Threat of Substitutes)
3.買い手の交渉力(Bargaining Power of Buyers)
4.供給者の交渉力(Bargaining Power of Suppliers)
5.競合他社との競争(Intensity of Competitive Rivalry)

そして

〈プロンプト〉
デジタルハリウッド大学の教育サービスをポーターの5つの競争力モデルの観点から分析して表にしてください

とリクエストしたところ、以下のような回答が得られました。

プロンプト4
図版4 『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』(かんき出版)より