ノートを記録して気づいた「パートナーの大切さ」

結婚して12年、二人の子どもにも恵まれ、忙しく過ごしてきたMさんの事例です。奥さんのことは、だんだんと当たり前の存在になってしまい、感謝の気持ちを忘れていました。

ところが、ノートの記録を振り返ると、奥さんのことがたくさん書かれていることに気がつきました。

・ランチでの出来事を妻と一緒にいることで笑い飛ばせた。妻と一緒だったら、たいていのことは笑い飛ばせる気がした。

・仕事をすること、お金を稼ぐこと、家庭を守ること、どこか一人でやらなきゃいけないって思ってたけど、妻と二人でやればいいんじゃないかって思った。自分には頼もしいパートナーがいるんじゃないかって改めて気づいた。

・友人のKさんと話していて、ずっと行きたくても行けていなかったお墓参りに行くことを後押ししてくれたのは妻であることに気づいた。普段の会話から妻が自分の思いを後押ししてくれたということに気づいた。

ノートを見返していると、奥さんは、自分が思っていたよりもずっとMさんのことを支えてくれたり、自分の力になってくれていると気がつくことができたそうです。そこに気がついたあとは、奥さんが自分のためにと考えて行動していることに、前よりも意識がいくようになりました。改めてお礼を言うこともできるようになったそうです。

みなさんも、たった数分でいいので、振り返る時間を持つことを習慣化してみてください。

【関連記事】
「しっかりノートをとり、メモを習慣化」はほぼ無意味…仕事のデキる人がやる「世間の常識」を覆す仕事術
これで1日のストレスをリセットできる…自律神経の名医が勧める「寝る前の3行日記」の2行目に書くこと
「仕事を爆速で終わらせる人」はここが違う…外資コンサルがのんびり休みながら「10倍の成果」を出せるワケ
「早朝や週末に勉強時間を確保」はやめたほうがいい…日常生活に「滞り」が生じ大損必至のNG時間術
なぜ孫正義社長は「すぐ電話をかけてくる」のか…仕事がデキる人がメールより電話を多用する本当の理由