甘いバナナの選び方

①細長いものより、短くても太いもの
②まっすぐなもの

バナナは何層にも実ができる。太陽に当たりづらい位置にあるバナナの実は太陽に当たろうとして反り返る。一方で、もとから日光によく当たる位置のバナナの実はまっすぐなものが多く、甘みも強い傾向がある。

大量のバナナ
写真=iStock.com/travenian
バナナは「太くてまっすぐ」が大当たり(※写真はイメージです)
③甘み重視なら、割高でも高地栽培バナナがオススメ

高地では寒暖差があるため、低地よりも多くの糖質(デンプン)を蓄積できるため。

バナナは追熟フルーツなので、青い状態のバナナはデンプン(糖に分解される前の状態)が多く甘みが少ない。追熟すると果皮に現れるシュガースポット(黒い斑点)は、デンプンが糖に分解されて甘くなったサイン。

バナナは内側を下向きに置くのが正しい

①常温保存

先述したように、バナナ自身の重みで果肉が傷むので、内側を下向きに置くか、バナナスタンドを使う。下向きに置くには、丸めて枕型にした新聞紙などの上に置くか、スチールラックの上に置くなどすればよい。

②冷蔵保存

クラウンからエチレンが出て追熟が進むので、日持ちさせたい場合はクラウンをアルミホイルなどでくるむのがオススメ。

さらに、全体をラップに包んで冷蔵保存すると、夏場でも数日以上保存可能。