オメガ3系オイルは生でとる

細胞や健康な細胞膜をつくるために欠かせない栄養素は、オメガ3系の“いい油”です。

最近は「体にいい油」への関心が集まっていますが、亜麻仁あまに油やエゴマ油、シソ油、魚油などのオメガ3系オイルを毎日の食事に積極的に取り入れていきましょう。

オメガ3系オイルは生でとる
写真=iStock.com/kazoka30
オメガ3系オイルは生でとる(※写真はイメージです)

ただ、酸化しやすく熱に弱いため、加熱調理には向きません。仕上げに振りかけるか、ドレッシングなどにして生でとるのがおすすめです。

また、脳細胞の活性化はもちろん、脳の状態を整えるのもオメガ3系の油が必須です。

穏やかでいるために重要な「大脳基底核」

脳というと前頭葉ぜんとうよう、つまり「大脳新皮質しんひしつ」と呼ばれる部分が何かと注目されますが、副腎ケアから見て私たちが重視しているのは、その下(深部)の「大脳基底核」のほうです。

大脳基底核は爬虫類はちゅうるいにもある原始的な脳です。不安や恐怖といった原始的な感情を司る脳の核のような場所ですから、大脳基底核が安定していなければ、私たち人間は穏やかではいられません。