スポーツ雑誌は気を遣っても、週刊誌はどうか?

「一緒にいて楽だし、楽しいし。僕はひとりでいたときとそんなに変わらずにいられるんです。彼女がいるからといって喋り方が変わるとか食べ方が変わるとか、そういうことなく、気を遣う必要がないので、最初から僕は何も変わらずにいられるというスタイルでした」

いつまでも子どもだなあと思っていたが、ついに夫なんですねと問われ、

「今のところ実感はないですね。子どもができれば変わるのかもしれませんけど、そこまでの大きな変化は感じていません」

結婚は大谷にとっては大きな変化ではないというのは、妻に対してどうかな……とは思うが、気を遣わないでいい友達のような相手だということだろう。

ここでも、妻になった女性の具体的なプロフィールにはまったく触れられていない。

大谷番記者やスポーツ雑誌は、大谷がインスタの最後に付け加えた、「今後も両親族を含め無許可での取材等はお控えいただきますよう宜しくお願い申し上げます」という“注意書き”に縛られて取材できないのだろうというのは理解できる。

しかし、読者目線でつくる週刊誌は、天下の大谷であろうと取材に手加減を加えることはないはずだ。

そう思って、3月7日発売の週刊文春週刊新潮を楽しみにしていた。文春はこう報じていた。

出会いは2020年ごろ、トレーニング施設で

大谷翔平の両親は、「スターになるであろう我が子の将来を案じ、両親は当時、周囲にこう語っていた。『女子アナと芸能人は絶対にダメ』」

では、彼女は一体どんな女性なのか。“バスケ業界”関係者がこう打ち明けたという。

「女子バスケ元日本代表候補のA子さんです。バスケの強豪として知られる都内の高校を卒業後、スポーツ推薦で有名私立大学に進学。大学三年時にはユニバーシアード日本代表にも選ばれ、銀メダルを獲得しています。十九年にWリーグ加盟の実業団チームに入団して活躍していましたが、昨年四月に退団しました」

大谷翔平とどこで出会ったのかについては、プロスポーツ選手がよく利用することで知られるトレーニング施設だそうだ。

大谷は日本に帰ってきたときに、この施設をよく利用し、A子さんもここを利用していたため、2020年1月頃に「運命的な出会い」があったというのである。

A子さんの出身中学の同級生は、彼女のことをこう語っている。

「彼女は小学校まで空手を習っており、バスケを始めたのは中学になってから。一年の夏を過ぎたあたりから急成長し、後に選抜にも選ばれるようになりました。学校のクラスでは、優しくて真面目だけど“陰キャラ”でもないごく普通の子。素直で謙虚で素朴で、それでいて美人。大谷さんにはピッタリな子だと思います」