[悩み発生パターン診断テストはこちら] http://president.jp/articles/-/7867

思考を変えれば悩まなくなる

「悩みやすさ」は、その人の思考のあり方と深く関わっていることを述べてきたが、これは逆にいえば「思考のあり方を変えれば、悩まなくなる可能性がある」ことを意味する。

たとえば、ある「事実」に直面したとき、それを問題ととらえれば悩みに至るが、問題ととらえなければ悩みに至ることはない。そうした思考転換が実現できれば、私たちは悩みから解放される可能性があるということになる。

もちろん、簡単なことではない。これまでの人生を通じて形成されてきた「思考のあり方」が、わずか数時間で変えられるわけではない。変えられるにしても、真剣な姿勢で時間をかけて「反復練習」をしなければ無理だというのもまた当然のことである。

以下「思考のあり方を変える」ための7つの「練習」を紹介していく。次ページの練習問題集と併せて読んでほしい。