悩まないための思考練習>>練習問題集

I.正す練習

「非論理的な思いこみ」によって、事実から過剰な「有害性(脅威)を感じないよう、思いこみを正す練習をしてみましょう。

【すべき思考をただす

A課長が新入社員のB君に「飲みにいかないか」と誘ったところ、B君は「今日は家でサッカーの試合を見るので無理です」と断った。

[Q1]これを聞いてA課長は憤慨しました。それはA課長にどのような「信念(~すべきだ)」があるためでしょうか。

[Q2]この出来事によって負の感情を発生させないようにするには、A課長はどのような考え方に切り替えればいいでしょうか。

【性急な結論づけをただす】

A課長は若手社員のCさんに仕事を依頼した。Cさんは無表情なまま、小さな声で「はい」と言い、自分のデスクに戻っていった。

[Q3]A課長が「性急な結論づけ」をする人だとしたら、この出来事からどのような結論を出す可能性があるか、考えてみてください。

[Q4]この事実から負の感情を生みださないためにはA課長はどのような認識を持てばいいでしょうか。

【不安の自己増殖を正す】

A課長が企画した販促キャンペーンは十分な成果を出せなかった。A課長は不安を感じている。

[Q5]A課長の心の中にある不安の内容を想像してみてください。

[Q6]A課長が角に不安感を感じないようにするには、どのような認識を持てばいいでしょうか。