いつまでも自分の「見た目」を気にすること

年齢を重ねるにつれて、見た目を気にしなくなる人が増えますよね。「もうこんなにしわくちゃのおばあちゃんになっちゃったから、オシャレをしても仕方がない、楽なのがいちばん」なんて。

そんなことを聞くたびに「もったいないな」と思ってしまいます。

だって、今は世の中に、廉価できれいになれるものがいっぱいある時代だからです。

私たちが若かったころは、マツキヨもユニクロもしまむらもありませんでした。廉価な化粧品も、ちょっとオシャレなのに廉価な洋服やバッグも存在しなかったんです。

せっかく、安くてシャレたものが手に入るのです。年をとって若いころと容貌が違っているのは事実ですが、年齢相応のきれいさを持ち続けたいなと私は思います。

そのほうが楽しいですし、モチベーションも上がります。

そうはいっても、女性はまだいいのです。オシャレに意欲を失わない人の割合は決して低くはありませんから。

私はむしろ男性のほうが気になります。もっと自分に興味を持って、自分に似合った服を身に着ければ、ずっと魅力的になるのに、と思うのです。

もしもファッションを変える勇気がなければ、歯をきれいにしてみるといいのではないでしょうか。

まわりの人にいい印象を与えますし、自分自身も快適でいられます。自信も持てるようになるでしょう。

男女を問わず、いつまでも自分の見た目を気にすることで、若々しさが保たれ、生きる張り合いにつながっていくと思うのです。

イヤなことがあったら笑う、そして好きなことをする

私のレッスンに来られる生徒さんの中には、最初のころ顔が強張こわばっている人もいます。

「この方、何か気を悪くしたのかしら?」「それとも、怒っているのかしら?」と思ってしまうくらい表情が硬いんです。

そういう人でも2〜3カ月もすれば表情がやわらかくなり、自然に笑顔が出るようになっていきます。

そこで私は、レッスン中に何度も「さあ、大声で笑ってみましょう!」と声かけするようにしています。

とにかく笑ってみる。面白いことなんてなくても、声に出して笑ってみてください。こうして文字にすると「何、それ?」とヘンに思われるかもしれませんが、実際にやってみると効果絶大です。

とにかく笑うことによって、「楽しさ」とか「面白さ」が運ばれてくるようになるからです。楽しさや面白さを感じとるスイッチが入るみたいな感じでしょうか。

だから、もし漠然とした不安に襲われたり、イヤなことを思い出したりしたら、鏡の前に立って、とにかく声を出して笑ってみることをオススメします。

もう一つ、好きでたまらないことを持つというのも大事なことかなと思います。

私を知る人は、私に対して元気な人というイメージが強いようですが、それでもちょっとメンタルが落ちていると感じるときはあります。

そんなときは大好きなアクション映画を見ることにしています。ハラハラドキドキしながら2時間ほどを過ごして映画が終わったときには、あら不思議。またエネルギーが充満した自分に戻っているのです。

あなたには何か時間を忘れて、没頭できるような楽しいことはありますか?

あったら、ぜひそれを大切にしてくださいね。