惣菜やレトルトはアレンジして量を半分に

また、最近は、牛乳や豆腐などでも長期保存できるものが販売されているので、こちらを活用することで、毎日買い物にいく手間も省けます。

そして、休日に2~3品のおかずを作り置きして冷蔵・冷凍しておけば、毎日、それなりに豊かな食卓にできるはずです。

もちろん、たまには惣菜やレトルト食品なども利用してください。そうした食品の多くは味が濃いめで塩分が多いので、アレンジして薄味に仕上げることが重要です。

森由香子『60歳から食事を変えなさい』(青春出版社)
森由香子『60歳から食事を変えなさい』(青春出版社)

たとえば、ポテトサラダは牛乳でのばしたり、ゆでたブロッコリーを加えて量を増やすなどしてから、半分に分けてください。量が半分になれば、当然からだに入る塩分も半分になります。

市販のミートソースやシチュー、カレー、スープなども、牛乳やヨーグルト、水を少々加えて薄味にアレンジしてみましょう。

きんぴらなどの煮物は、生野菜と混ぜることで、あっさりおいしくいただけます。

ほかにも、豆腐やスキムミルクを活用するなど、アイデア次第で薄味にする方法はいろいろあると思います。

自分で料理を作ると気持ちも前向きになり、脳の活性化にもつながります。ぜひ、トライしてみてください。

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