ヨドバシカメラは梅田と秋葉原で大成功

9月1日、セブン&アイホールディングスが百貨店のそごう・西武を米ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却した。

西武池袋本店
写真=iStock.com/y-studio
※写真はイメージです

そごう・西武の売却をめぐっては、ヨドバシカメラに関する前豊島区長の発言や、大手百貨店としては61年ぶりになるストライキが西部池袋本店で決行されるなど、話題に事欠かなかった。しかし、結局は当初の予定通り、西武池袋本店にヨドバシカメラが出店することとなった。飛んだ茶番劇である。

茶番の始まりは、高野之夫前豊島区長(2023年2月死去)の発言だ。22年11月、セブン&アイHDは、そごう・西武をフォートレスへ売却すると発表。フォートレスはヨドバシホールディングスと組んでおり、売却後はそごう・西武の旗艦店である西武池袋本店の低層部に、ヨドバシカメラを出店することが既定路線。それに対して、前区長は記者会見で反対を表明した。「(ヨドバシカメラ出店は)西武池袋本店が展開する海外ブランド店の撤退をもたらし、育ててきた顧客や富裕層も離れ、今まで築き上げた“文化の街”の土壌を喪失させるのではないか」