米国オバマ大統領(左)とロムニー共和党大統領候補(右)。(PANA=写真)
12年末から来年1月にかけて、米国は大規模な財政緊縮――「財政の崖(Fiscal Cliff)」の危機に瀕している。「財政の崖」は、ブッシュ減税など特別措置の終了や増税、歳出削減などが年末から来年1月までに同時期に起こることが原因で、これが発生すれば米国GDPを約3%押し下げ、約200万人の雇用が失われると言われる。
「財政の崖」は米国としては何としても回避したい代物だ。しかし、そこに立ちふさがるのは与野党のねじれ国会と大統領選だ。
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