商社は、貿易から投資へとスタンスを変化させて、その姿を大きく変えている。コモディティ争奪戦に身を乗り出し、プレーヤーとして存在感を高めているのだ。飯島彰己社長は「人の三井」をどう変貌させようとしているのか――最前線に迫った。

ニーズに応えるのが、三井物産の使命

世界の経済大国へひた走った日本の一翼を担ったのが、「総合商社」であったことは、間違いない。