私たちは5%の「できていない」部分ばかりを見てしまう

最後にご紹介したいのが、第16位の『もしアドラーが上司だったら』。2017年の刊行以降、多くのビジネスパーソンに読み継がれているロングセラーです。

小倉広『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)
小倉広『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)

本書の主人公は、広告代理店勤務の若手ビジネスパーソン、リョウ。仕事や人生がうまくいかず、モヤモヤしているリョウの新しい上司として、アメリカの大学院でアドラー心理学を学んだドラさんがさまざまなアドバイスをしてくれる――というストーリーです。

特に現代のビジネスパーソンに読んでほしいのは、ドラさんがリョウに「キミはこんなにも『できている』じゃないか」「『できていないところ』に注目するのをやめるんだ」と告げるシーン。自分のことを「できている」と認めてあげると、「もっと上を目指そう」と、より頑張る気持ちが湧いてくるのです。

ドラさんによると、私たちの行動の95%は「できている」のにもかかわらず、なぜかたった5%の「できていない」行動にばかり注目してしまうもの。あなたも「できていること」に注目する習慣をつけ、モチベーションを上げて、どんどん行動しましょう。

今月も、ChatGPTから貯蓄術、経済学まで、幅広いジャンルの本がランクイン。ほかにも、先月第1位だった『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』が第18位、先月第9位だった『運の方程式』が第20位、先月第12位だった『ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』が第1位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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