前年比2割減、3割減は当たり前。「年収崩壊」とまでいわれるこの時代、幸せに生きるにはどうすればいいか。お手本は成熟社会の代名詞イギリスにあった。
井形慶子
長崎県生まれ。28歳で出版社を設立し、英国生活情報誌「ミスター・パートナー」を創刊、同誌編集長。90回以上の渡英経験を生かした著書多数。http://www.mrpartner.co.jp

とある外国の友人に耳の痛いことをいわれました。いわく、日本の高等教育機関は集団詐欺師を養成しているみたいだ。

大学卒のホワイトカラー、たとえば銀行や証券会社の営業マンは、お客から金を巻き上げるテクニックばかりを磨いているじゃないか、というのです。

(構成=面澤淳市 撮影=的野弘路、平地勲 写真提供=井形慶子事務所)
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