前年比2割減、3割減は当たり前。「年収崩壊」とまでいわれるこの時代、幸せに生きるにはどうすればいいか。お手本は成熟社会の代名詞イギリスにあった。
井形慶子
長崎県生まれ。28歳で出版社を設立し、英国生活情報誌「ミスター・パートナー」を創刊、同誌編集長。90回以上の渡英経験を生かした著書多数。http://www.mrpartner.co.jp
長崎県生まれ。28歳で出版社を設立し、英国生活情報誌「ミスター・パートナー」を創刊、同誌編集長。90回以上の渡英経験を生かした著書多数。http://www.mrpartner.co.jp
イギリス人は一般に質素な暮らしを楽しむ術を知っています。彼らにとって派手に消費することは美徳ではありません。いかにもイギリス人らしいと思うのは、クレジットカードの使いすぎが問題になり、自分も気をつけなければいけないとなったら、カードにハサミを入れて物理的に使えなくしてしまうことです。
消費者ばかりか、小売店も「買いすぎ」を防ごうとしています。テスコやセインズベリーなどの大手スーパーは、あらかじめ2000円とか3000円とかその日の予算を設定しておけば、買い物の途中で総額が予算を超えないよう警告してくれるシステムを導入しています。
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(構成=面澤淳市 撮影=的野弘路、平地勲 写真提供=井形慶子事務所)

