「5万円未満」が過半数、中には「100万円以上」も

パパ活収入が100万円以上という女性は3%。“失われた30年”と言われる平成・令和不況の中にあっては実感の湧かない数字ですが、これだけの高収入を得ているパパ活女子が少数ではありますが、存在するのも現実のようです。

ちなみに、「10万~30万円未満」までを含めてもパパ活だけで生活できるような金額を稼げているのは33%と少数派です。

かたや「10万円未満」が77%と大半で、中でも「5万円未満」が半数以上の61%を占めている点は注目に値します。5万円未満という数字はまさに“お小遣い”“副収入”と呼ぶべき金額だからです。

愛人を囲うことが男のステイタスだったのは、今は昔。高級マンションをあてがわれ生活費一切の面倒をみてもらい、プレゼントにダイヤのアクセサリーやブランドバッグが与えられる……そんな愛人像は昭和の話であることが、如実に表れた結果と言えるのではないでしょうか。

パパ活女子がSNSで使う不思議な言葉

先述した通り、パパ活はツイッターなどのSNSやアプリを利用する若い女性を中心に広まってきました。若者が同世代同士で情報をやりとりする際には、いわゆる“若者言葉”が存在します。

パパ活に関しても例外ではありません。文字から想像できる言葉から、一見しただけでは意味不明な言葉まで、特徴的なものをいくつかご紹介していきましょう。

P活=パパ活。Pのみの場合はパパを指す。
PJ=パパ活女子。
飯P=食事をするだけのパパ。
細パパ(細P)=少額しか払ってくれないパパ。
太パパ(太P)=気前よく大金を援助してくれるパパ。
神パパ(神P)=太パパと同義。スーパーリッチPも同義。
新規パパ(新規P)=新しいパパ。「新規パパ募集」のように使用する。
定期パパ(定期P)=定期的に一定の額を援助するという契約をしたパパ。
都度P(都度)=お手当をその都度支払うパパ。
月極パパ(月極P)=お手当をひと月ぶんまとめて支払うパパ。
ガチ恋パパ(ガチ恋P)=相手に恋心を抱いてしまうパパ。迷惑、痛いという意味で使われることがほとんど。
好きP(彼P)=お金と割り切っていたはずなのに、好きになってしまったパパのことを指す。
地雷P=ドタキャンや冷やかしなど、迷惑行為を常習的に行うパパ。