なぜ自撮りだとぎこちない写真になるのか…プロの俳優が｢自然で柔らかな笑顔｣のために意識すること 共通点は｢おでことまゆが緩んでいる｣

表情の5パーセントを常に「驚いた顔」にしておく

緊張していたり、表情がかたまっているとき、頭をぐーっと下に押し付けて、かためるよう力が働いています。アゴはかたまり、眉間にしわが寄ったり、目つきが悪くなってしまったりして、近寄りがたい雰囲気を出してしまっているかもしれません。頭や首がかたまってくると、姿勢も崩れて苦しくなるので、実際に心の余裕がなくなっていきます。

この押し付ける力を解放してあげましょう。方法はいろいろありますが、一番手っ取り早いのは、やはり「少しビックリした表情をすること」です。

少しビックリした表情をするときに、ぐーっと押し付けられていた頭が、頭の真ん中あたりから離れていって、緩んで解放されていく感覚があると思います。表情はもちろんですが、ぐーっと縮こまっていた頭も、そして体も緩んでいくので、けっこう気持ちのよい体験になると思います。

『すごい自然体に読むだけでなれる4コママンガ』より

写真を撮られるとき、面接やプレゼンの前、誰かとの会食に行く前などに、こっそりとビックリした顔をしてから緩ませると、表情から心と体を緩ませていくことができます。

常時5パーセントくらいビックリした状態をキープし続けていると、見た目の印象がかなり変わりますのでオススメです。